2022年11月J-KISS型新株予約権による資金調達完了

シード期の必要資金を調達するために、10月下旬より、エンジェル投資家様を中心に、この事業の「意義」と「事業性」を説明して参りましたが、お陰様で多くの方々から理解と共感を頂くことができ、法人7社、個人27人、合計34の投資家様から、1ヶ月足らずの間に、当初の目標額を大幅に上回る、総額9,200万円の出資申し込み(J-KISS型新株予約権の引き受け)を受けることができました。

投資家の皆様には、この場を借りまして、あらためて厚くお礼申し上げると共に、この貴重な財源を注意深く効率的に活用し、事業の推進に邁進していくことをお約束いたします。具体的には、これから4ヶ月にわたって下記に注力して会社の基盤を固め、一日も早く「持続可能な収益モデル」を実証できる第1号の実用システムの建設に着手したい所存です。

1)必要人材を確保する一方、「漁業近代化」と「津波対策」への海洋レーダーの利用に取り組んでいる各大学と共同研究契約を結び、最終需要家の意見も聞きつつ、具体的なアプリ(商品)開発を進める。また、この活動を通じて、「適正なデータサービス価格」の見極めも行う。

2)全国に展開する海洋レーダー施設が一体として機能し、TPOによって様々な目的に供せられる「ワンシステム・マルチユーズ」を実現する体制づくりに着手する。これと並行して、低コストの関連機器の開発とOEMベンダーの選定も完了させ、 種々の将来技術の開発についても筋道をつける。

3)国交省(海上保安庁を含む)、農水省、経産省、文科省、等々の中央官庁、及び幾つかの先進的な都道府県との接触を深め、この事業が「税負担を最小限に抑えつつ『国民の安全と安心』を確保し、併せて「海洋資源の効率利用』も実現する」最良の方策であることを理解して貰える様に努力する。


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