海洋レーダー網を日本全国に展開して「航行、漁労、資源開発の安全と効率化」を保障するシステムを確立することを使命として設立されたORNIS株式会社（本社：東京都台東区、代表取締役：松本徹三）は、2024年3月29日付で、主に個人投資家を引受先とした第三者割当増資により、シリーズAラウンドにて、総額219,120,000円の資金調達を実施いたしました。

当面の活動を支える潤沢な資金が一応確保できましたので、当社としては、当初の予定通り、本年6月には駿河湾と遠州灘全域をカバーする４基のレーダー施設を、８月には福井県の若狭湾をカバーする2基の施設を、それぞれ多目的に使える形で、フル稼働させることができる様に致します。また、これと同時に、各施設から高速データ回線でクラウドに集められたデータは、クラウド上で様々な目的に合わせて解析され、様々な最終需要家の皆様のパソコンやスマホから、リアルタイムで容易にアクセスして頂ける様に致します。

丁度折りよく、7月17日、18日の両日には、静岡市で「駿河湾 ブルーエコノミー エキスポ」が開催されますので、当社もこれに参加して、この状況を実演し、当社のシステムの多方面にわたるメリットを、全国的に大いに宣伝させて頂くことも決めました。皆様のご来場を期待しております。

（写真は、焼津港近くに当社第1号基となる海洋レーダーアンテナを設置した時のものです。当社幹部社員が設置作業をいたしました。）